Python(パイソン)は副業で稼げるの??未経験から始める方法と土日案件の取り方
現在、政府は働き方改革を推進しており、その一環として副業が推奨されています。収入アップやキャリアアップに役立つ副業としておすすめなのが、Pythonによるシステム開発の仕事です。
しかし、プログラミングの初心者にとって、Pythonのスキルを身につけるのは大変であり、仕事を獲得できるのか心配に感じることもあるでしょう。そこで本記事では、未経験から副業・フリーランスとしてPythonの開発案件を獲得するロードマップや、土日案件の獲得方法を中心に解説します。
Python(パイソン)は副業で稼げる手段の一つになるのか?
副業としてプログラミング案件の受託を検討している場合、Pythonによる開発案件は高い需要が見込められることからおすすめの手段といえるでしょう。
PythonはWebアプリケーションの開発や機械学習、データ分析などさまざまな分野で活用されており、特に今後はAIの開発需要が高まることから仕事が獲得しやすくなるでしょう。
また、Pythonはシンプルな構文で初心者でも理解しやすく、プログラミングをこれから学ぶ際には最適な言語ともいえます。
Python(パイソン)の副業案件事例
Pythonによるシステム開発案件は数多く募集されており、週5日のフルタイムで稼働する本格的な案件から、週2、3日程度の稼働で済む副業向けの案件までさまざまなものがあります。
また、単価は案件によっても異なりますが、フルタイムで週5日の場合40万円〜60万円程度が相場となっており、週2日の副業案件となるとスキルや能力によっても変わってきますが20万円程度の収入が得られる可能性もあります。
これから副業に挑戦してみたいという方のために、Pythonの開発案件のうち副業に適した案件はどのようなものがあるのか、代表的なものを紹介しましょう。
社内向け業務システムの再構築 週2日〜
社内で運用されている業務システムの再構築、および新規での業務システム開発案件です。
就業場所は東京都内が中心ですが、一部リモートワーク可能な業務もあるようです。
設計から運用、テストまで一通り経験したエンジニアが求められ、Django環境での開発に携わった方を対象に募集されています。
週2日〜週5日まで希望に応じて稼働日数を選べますが、原則として土日祝日は休日となるようです。
参考:【Python】サーバーエンジニア(社内向業務システムの再構築)
LAMP環境でのWebサービス開発 週3日〜
いわゆるLAMP環境(Linux、Apache、MySQL、PHP)での開発に携わった経験がある方を対象に、Webソリューションの開発エンジニアを募集している案件です。
週3〜5日の稼働日数を選べ、一部業務はリモートワークにも対応。勤務地は東京都品川駅周辺となっています。また、こちらの案件も基本は土日祝日が休日となっており、平日のみの稼働となります。
参考:【PHP/Python/Perl】WEBソリューションの開発エンジニア
AIのデータ解析システム開発 週2日〜
IoTソリューションと連携したクラウドサービスのデータ分析業務です。
Pythonでの開発経験は1年程度と初心者も参画しやすく、週2日からの稼働も可能。さらに、フルリモートでオフィスへの出社は必要ないため、地方在住者でも働きやすい環境が整っています。
また、フレックスタイム制を採用している企業のため、自分自身の予定に合わせて働けるのも大きな魅力といえるでしょう。
参考:【データ分析】IoTで配送を最適化するクラウドサービスのデータ分析業務
◆【初心者向け】Python(パイソン)で出来るデータ分析・統計解析とは?手順も紹介
Python(パイソン)の副業で土日だけの案件はある?
Pythonの開発案件を募集している企業の多くは、平日のみの稼働で土日祝日は休日となっているケースが多いです。
しかし、副業として始める場合には、平日ではなく土日のみの稼働が理想的という方も多いでしょう。
土日限定の案件は決して多くなく、開発案件を探すのであれば企業ごとに募集内容を細かくチェックするほかありません。
なお、開発案件ではありませんが、Pythonを使ったプログラミングスクールの講師の仕事は土日祝日のみ稼働というケースがあります。
Python(パイソン)の土日案件の取り方と選び方のポイント
上記で紹介したように、Pythonの土日祝日のみ稼働の案件は決して多くなく、案件探しに苦労するケースが多いでしょう。
では、副業案件としてどうしても土日案件にこだわりたいという方は、どのようにして条件にマッチした案件を探せば良いのでしょうか。
まず、選ぶうえでポイントとなるのは、リモートワークやフレックスタイム制などに対応できている企業であるかということです。
特にフルリモートでの開発案件を募集している企業の場合は、時間や場所にかかわらない働き方が実践されているケースが多いため、土日のみの稼働を許容してくれる可能性もあります。
また、どうしても案件が見つからない場合には、クラウドソーシングを活用してスポットの案件を探してみるのもおすすめです。
◆Python(パイソン)で作れるスクレイピングについて|サンプルコードつきで実践!
初心者が案件を取るためのロードマップ
Pythonの初心者がスキルを身につけ、副業やフリーランスとして実際に案件を獲得し収入を得られるようになるまで、どのような流れで取り組んでいけば良いのでしょうか。
3つのプロセスに分けて紹介しましょう。
Pythonのスキルを身につける
まずはPythonを一から学び、プログラミングの基礎を身につけます。
Pythonの知識は書店などで販売されているテキストのほか、プログラミング学習用のスマホアプリ、Webサイト、YouTubeなど、さまざまな方法で学習できます。
また、独学が不安であればオンラインで講義を受けられるプログラミングスクールもあるため、自分自身に合った方法を選択しましょう。
◆Python資格の全種類まとめ|Pythonは国家資格?|難易度や合格率、初心者向けなのは?
ポートフォリオの作成
ポートフォリオとは、一言でいえば作品集のようなものです。
実際にPythonを学んだとしても、どの程度の成果やスキルが身についたのか客観的に判断することは難しいものです。
そこで、成果物を作成することで、実務経験がなくてもアピール材料となり依頼を受けられるケースもあります。
募集案件へ応募
ポートフォリオが完成したら、実際に募集されているPythonの開発案件へ応募してみましょう。
質の高いポートフォリオの数が多ければ多いほど、Pythonの開発スキルが評価され依頼に結びつきやすくなります。
また、土日案件やリモートワークなどの条件が募集要項に記載されていない場合でも、応募の際に問い合わせたり交渉したりするのもおすすめです。
>>Python(パイソン)で出来る機械学習とはなにか|サンプルコードつきで実践解説!
案件はあっても、倍率が高そうという不安がある方へ
副業人口が徐々に増え、Pythonをはじめとした開発案件に挑戦する人は少なくありません。
そのようななかで、「初心者の自分が仕事をもらえるか不安」と感じる方も多いでしょう。
まず、Pythonの学習をしてポートフォリオまで完成させられるようになったら、最初の一歩として積極的に案件を勝ち取りにいくことが重要です。
はじめのうちは多少報酬が安かったとしても、それは着実に実績となり、今後に生きてきます。
どうしても難しそうな案件ばかりで手が出せないと感じるようであれば、まずはクラウドソーシングでスポット案件を探してみるのもおすすめです。
たとえば、初心者向けの案件の例としては、Webサイトから商品名称や金額の一覧をスクレイピングし、CSVに集約するなど仕事などがあります。
◆【初心者向け】Python(パイソン)で作れるアプリ開発について|どのアプリ向き?
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確認問題や修了テスト、個別サポートも用意されており、分からないところがあればいつでも何度でも質問ができる環境と納得がいくまで徹底した指導を受けることができます。
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まとめ
シンプルな構文のPythonは初心者からでもはじめやすく、プログラマーとして副業に挑戦してみたい方にとっては最適な言語といえるでしょう。
しかし、仕事として請け負う以上は一定レベルのスキルが求められることも事実。まずは市販のテキストやスマホアプリなどで学習し、ポートフォリオを作成したうえで案件に応募してみましょう。
もし、独学でPythonのスキルが身につくか心配な方は、オンラインのプログラミングスクールに申し込んでみるのもおすすめです。
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